悪魔の住民番号
韓国には住民番号と呼ばれるものがある。
これは日本でも最近施行され始めた
国民一人一人を表す個人番号だ。
日本では個人情報保護法の問題から
まだまだ強制ではないようだが韓国では
一足先にこの制度が強制制度となっている。
このシステムがあると本当に便利な点が多い。
何をするのも住民番号を入力すれば
住民番号データベースに載っている番号と
照合されて物事がスムーズに進む。
先日、大学へ卒業証明書を取得しようとしたが
やれ免許証のコピーを提出しろだのパスポートの
コピーを提出しろなど面倒臭かった。
韓国では住民番号一つですぐに済む。
すごく便利だ。
しかし、盲点もある。
住民番号がなければ何もできないのだ。
インターネットショッピングをするにも
銀行口座を作るにも住民番号が必要だ。
基本的に韓国人が番号がないことはない。
問題は外国人だ。
外国人は外国人登録証に記載されている番号が
住民番号となっているのだが、
この番号が使えないシロモノだ。
外国人登録番号を入力しても、
正規の番号ではありませんとはじかれてしまう。
つまり、外国人登録番号を住民番号とみなす
システムがまだ整っていないのだ。
この結果どうなるか?
外国人は何もできない。
ちょっと表現が大げさだが韓国人がする事と
同じ事ができない可能性は本当に高い。
日本は住民番号がないからかどうかはしらないが、
外国人登録証を持っている外国人は
日本人とほぼ同様の生活をする事ができる。
本来はそうあるべきだと私は思う。
その面から見ても韓国はとても外国人が
住みにくい国であり、排他的であるといえよう。
韓国に住んでいる外国人は
すごくすごく、この問題に悩まされていることだろう。
早く外国人登録番号が住民番号と認識される
システムを構築して欲しいものだと切に願う。
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