2006年5月31日水曜日

割り勘って何?

韓国人が日本に来てびっくりする事に
割り勘システムがある。
日本ではレジの前に電卓がある店も多いが
韓国ではそんなものは存在しない。

韓国では年上の人が払うか、男性が払う。
会社でポジションが上がり上司ともなると大変だ。
いつもご飯代を払うことになってしまう。
さらに元部下が飲み会をしているところを
たまたま通りかかっただけでも、
いきなり呼び止められて「おごってくださいよ~」と
言われてしまう。もちろん支払いをしてあげる。

自分が上司になった時に、部下にご馳走してあげる
事になるのは当然の結末なのだが、
年上の人たちは年下や部下の為に一年間に
どれだけのお金を支払っているのか
考えるだけで恐ろしい。

2006年5月29日月曜日

初めての人に優しい韓国人

韓国の私の昔のイメージは
汚い、ぼったくり、怖いだった。
勿論いいイメージもあった。韓国料理が美味しいとか。

しかし、住んでみるとイメージと違う事がしばしある。

初めて入った食堂なのに、「始めて来てくれたから・・・」と
サービスとしてたくさんの料理を無料でくれたり、
「こんなの簡単な事だから・・・」と
洋服の仕立て直し屋で無料にしてもらったり。

日本でもお得意さんにこのようなサービスがある事もあるが、
初めて来たお客にこのようなサービスがある事はまずない。

いい意味でも悪い意味でも韓国はダイナミックだ。
私は、だんだんこのダイナミックに慣れてきた。
この国をまだまだ楽しめそうだ。

2006年5月27日土曜日

カレンダー

韓国のカレンダーは結構適当だ。
祭日なのに休みの色である赤になってない事がる。

彼氏に聞いてみたが、
韓国は年によって祭日がなくなる時があるそうだ。
祭日と日曜が重なっても振り替え休日にはならない。
また、年間の休日が多すぎると、政府によって
調節されるようだ。
だから韓国は日本に比べ、とても休みの日が少ない。

しかし、選挙の日には祭日になるようだ。
日本で言う衆議院と参議院の選挙日
(3年と5年に一回)は休日になるそうだ。
しかし、もちろんカレンダーは赤くなっていない。

カレンダーが完成された形で発売されていることに
慣れている日本人には、少々不思議な感覚である。

2006年5月25日木曜日

チキンの時はチキンだけ

韓国ではフライドチキンをよく食べる。
ニンニク醤油でパリッとしたものから、
韓国ならではの甘辛ソースまで、色々ある。
ビールによく合う食べ物だ。

しかし、びっくりすることにチキンの店には
チキンと飲み物しかメニューがない。
ひたすらビール片手にチキンを食べるのだ。

日本では絶対ありえないスタイルだ。
どんな小さな店でもご飯かパンか麺類か
主食となるものがあるはずだ。

子供じゃないんだからおかずばっかり食べるなんて・・
なんて思ったが、彼氏に聞いたところ、
普通はご飯を他の店で食べてから、
チキンショップに飲みに来ているそうだ。
それなら少しは納得するが、やはり日本では
飲み屋であろうと、主食が全く置いてない店はない。

ってゆーか、チキンだけ食べてたら脂っこいだろ!!
と叫びたいのが本音です。
今度行く時には自前でパンを持参して行こうかなと
密かに企て中です。

2006年5月24日水曜日

悪魔の住民番号

韓国には住民番号と呼ばれるものがある。
これは日本でも最近施行され始めた
国民一人一人を表す個人番号だ。
日本では個人情報保護法の問題から
まだまだ強制ではないようだが韓国では
一足先にこの制度が強制制度となっている。

このシステムがあると本当に便利な点が多い。
何をするのも住民番号を入力すれば
住民番号データベースに載っている番号と
照合されて物事がスムーズに進む。
先日、大学へ卒業証明書を取得しようとしたが
やれ免許証のコピーを提出しろだのパスポートの
コピーを提出しろなど面倒臭かった。
韓国では住民番号一つですぐに済む。
すごく便利だ。

しかし、盲点もある。
住民番号がなければ何もできないのだ。
インターネットショッピングをするにも
銀行口座を作るにも住民番号が必要だ。
基本的に韓国人が番号がないことはない。
問題は外国人だ。
外国人は外国人登録証に記載されている番号が
住民番号となっているのだが、
この番号が使えないシロモノだ。
外国人登録番号を入力しても、
正規の番号ではありませんとはじかれてしまう。
つまり、外国人登録番号を住民番号とみなす
システムがまだ整っていないのだ。

この結果どうなるか?
外国人は何もできない。
ちょっと表現が大げさだが韓国人がする事と
同じ事ができない可能性は本当に高い。

日本は住民番号がないからかどうかはしらないが、
外国人登録証を持っている外国人は
日本人とほぼ同様の生活をする事ができる。
本来はそうあるべきだと私は思う。

その面から見ても韓国はとても外国人が
住みにくい国であり、排他的であるといえよう。
韓国に住んでいる外国人は
すごくすごく、この問題に悩まされていることだろう。
早く外国人登録番号が住民番号と認識される
システムを構築して欲しいものだと切に願う。

2006年5月23日火曜日

国籍に敏感かな

日本人は基本的に国籍をあまり気にしてない気がする。
例えば、人気の芸能人が韓国人でも、
「ふーん。そうだったんだ・・・」で終わりだ。
最近和田アキコが在日韓国人であることを告白したが、
そのことで彼女の人気が落ちる事もないし、
日本人だと思ったから好きだったのに、騙された!と
ファンをやめる人もいないだろう。

しかし、韓国の場合そうではない。
外国で生まれ育った韓国人
特に在日韓国人に対しては特に厳しい気がする。

例えば、前にも言ったが
韓国人自身が韓国を示す言葉に
「ウリナラ(私達の国)」がある。
以前在日韓国人のアユミというアイドルが
テレビでウリナラを使用したが、
「彼女は日本国籍なのにウリナラを何故使う?」と
放送後には大論争になった。
結局彼女は日本で生まれたが両親が韓国人で
さらに彼女自身の国籍も韓国であった事が分かり、
この問題は終焉を迎えた。
韓国籍ならウリナラと言っても仕方がないと言う事だ。

わたし的にはどの国籍だって良いじゃんって感じだ。
しかし、恐らくここには韓国人だけにしか分からない、
歴史の問題があるのかもしれない。
他国の事をとやかく言うつもりはないが、
時代も21世紀。世界の人々が考える先進国という
カテゴリーに韓国も入っているはずだ。
もう少しざっくばらんな考え方ができるように
なってくれるといいのだが。

2006年5月22日月曜日

同棲はありえない

韓国では結婚前の男女が同棲する事はあり得ない。
もし、同棲していることが親に分かったら、
親はとても嘆くであろう。
女性であったら、親に監禁されるかもしれない。

同棲したカップルが後々別れたとしよう。
そして、その後付き合った相手に
昔同棲していたことが知れたら、
結婚はできないだろう。特に女性だったら確実に。

韓国では結婚まで純潔を守ると言う考え方が
未だに存在しているようだ。儒教の国だし。
年齢層が高い人だけでなく若者にもその傾向がある。
よって、もし私が韓国人に
今彼氏と一緒に住んでるよ!なんてことを
普通に言ったら、私のイメージはフシダラな女となる。
ま、私の場合外国人だから少々許されるところがあるが、
彼氏は完全にフシダラな人間とされるだろう。

先日ドラマの中で、結婚前の男女が同棲している
シーンが流れた。それを見ていた彼氏が、
「こんなシーン放送して大丈夫かな?」と言っていたが
案の定、抗議の電話が相当来たらしい。
男女間の問題に関しては、まだまだ韓国は
開かれていない国と言える。

しかし、同棲している人がいないかと言うと
そんな事もない。
誰にも言わず隠れて行われているのだ。
私はオープンな人間なので、異国で彼氏と
同棲している事を友達も親も知っているが、
そんな私から見ると、隠れてやるくらいなら
言ってしまえ!と思わずにいられない。

2006年5月21日日曜日

恋愛スタイル

韓国の男性は彼女に一日10回くらい電話をする。
「おはよう。」「今何してる?」「ご飯食べた?」

社会人になってもこんな事をしなくてはいけないらしい。
もししなかったらどうなるか・・・?
女の人がすねてしまう。「私のこと好きじゃないの・・?」
子供みたいな恋愛をしている韓国人が
私には可愛くて仕方がない。

実際に私の彼氏も付き合った当時は
一日何回も電話をかけてきた。
そんなにかけてこなくていいから・・・
つか、電話を受ける私も受けるのめんどいから・・・

日本人は相手の状況を先ず考える。
今仕事しているかもしれない。
友達と一緒にいるかもしれない。
恋人といえども個人主義の空間は
それぞれに存在しているのが日本人の恋愛だ。
だから電話が余りなくても怒りはしない。

しかし韓国人の恋愛は違う。
恋人ととの空間を共有したいのだ。
そこに個人の空間は存在しないし認められない。
そして直接的愛情表現を好む。
電話をかけてきてくれる事。プレゼントをくれる事。
私だけに気を使ってくれる事。
日本人から見ると韓国人女性は
恐ろしいとさえ感じてしまう。

韓国人の彼氏に日本の恋愛感を叩き込んだ今、
彼氏は私と別れたとしても韓国人女性と
今後付き合う事はできないと思う。
韓国人男性は、女性の要求を面倒臭いと
思いながらも、やってくれている事を考えると、
韓国人男性は何て優しいのだろうと考えずにはいられない。

2006年5月20日土曜日

セルフサービス

韓国の食堂では頼んだ品物が出てこないときがある。
日本でも同様の時があるが、そんな時は
「すみませーん、さっき頼んだのまだですか~?」
と、もう一回言ってみたりするのが、日本人。

しかし、韓国人は、出てこなければ自分でとりに行く。
調理場の周りをうろうろして
突き出しのピーナッツやサラダ類を
勝手に持ってくる事なんて当たり前。
ちなみ韓国では突き出しは無料だ。

最初に見た時には、
私は客だ!店のサービスどうなってんだよ!
つか、勝手に取りに行くのかよ、韓国人は・・・
と思ったが、ここには韓国人的優しさがある。

お店の人が忙しそうなので、
このくらいなら店の人に頼まないで自分でやろう。
そういう心が背景にある。

しかし、日本人はお客さんとして店に入った以上
自分が何かをするという感覚がない。
今では私も待ってるより自分でやったほうが
早いという感覚から自分でやるが、
万引きしてるような感覚が今でも拭い捨てきれない。

2006年5月19日金曜日

騒音

韓国では道端でイベントをやっている事が多くある。
普通の道端でだ。

彼らがイベントを行う事を警察に届け出ているかは
知らないが、想像以上にうるさい。
日本だったら一発で警察に捕まるだろうな・・・
そう思いながら、知らないおばちゃんの歌を
バックミュージックに今日も過ごす私。

韓国では騒音に対して人々の反応が鈍感だと思う。
隣の部屋だって、子供の泣き声が年中聞こえてる。
夫婦喧嘩の声だって筒抜けだ。
日本人の友達が隣の部屋でパーティーをやっていた
住民にうるさいと言ったところ、
「一緒にパーティーどうですか?」と言われたらしい・・・
いや、そういう意味じゃないから・・・

昔、日本に住んでいた時に
上の階から夜な夜なギターの音がした。
もちろん私は管理人に文句を言って
数日の間に上の部屋の住人を追い出した。
「このマンションの契約書に騒音を出していいとの
 項目はなかった。知っていたら契約しなかった」と言って。

韓国では、こんな細かい事をいう住民はいないのだろうな。
自分だって、うるさくするんだから。

2006年5月18日木曜日

バス

韓国でバスに乗るときには走らなければいけない。

韓国のバスはバス停の前には止まらない。
バス停の付近に止まるのだ。
だから、そのバスが止まっているところに猛ダッシュする。

もし、しないとどうなるか・・・?
すぐに定員がいっぱいになってしまって、運転手に
次のバスに乗れ!といわれてしまう。
私が一人でバスに乗った時には3本もバスを乗り過ごした。
しょうがないから次のバスは走ったさ。

ところで、韓国のバス。
座席に座れず立ったまま乗る事になったらとても危険だ。
日本のバスはとてつもなく安全運転だが、
韓国のバスは猛スピードを出す。
つり革に捕まっていても振り落とされる勢いだ。

もし、韓国でバスに乗るなら、
バス停からバスが見えた瞬間にダッシュを開始し、
座席に座って乗る事をお勧めする。

2006年5月17日水曜日

地下鉄

韓国の地下鉄に乗っていると
色々なものを売っている人に出会う。

名刺入れ、バック、スカーフ・・・
蒸したとうもろこしだって売っている。
彼らは恐らく無許可で車内で販売しているのだろうが、
ま、そんな事は私にとってどうだっていいことだ。

今日はどんなものを売ってるんだ?

毎回地下鉄に乗るのが楽しみだ。
そしてある事に気づく。
販売者は多数いるけれども
同じ車両には同じ人が販売しているのだ。
たぶん、彼らにもルールがあって、
他人が何両目から何両目まで以外は
売りに行かないのだろう。

最初は怖かった地下鉄販売だが
慣れてくると勝手に顔なじみのような感覚になってくる。
いつの日か、私も購入にチャレンジしてみたい。

しかし、迷惑な時だってある。
止めてくれ!満員電車の時には・・・

2006年5月16日火曜日

脂っこいの感覚

韓国人は日本のラーメンを食べると
脂っこいと言う。
よって中華料理も脂っこい事この上なしだ。

私から見てみれば
サムギョプサルという豚の三枚バラのほうが
よっぽど脂っこいのだが、やはり味覚違いがあるようだ。

最近面白いCMがやっている。
イタリアで素晴らしい景色の中
お洒落にカルボナーラを食べているのだが、
一口食べた瞬間にパスタの中にコチュジャンを
入れてしまうというもの。
ありえねーだろ!!
こんな風に思っていたが、韓国生活が長くなると
この気持ちも分からなくもない。

韓国人は脂っこいものを食べる時、
コチュジャンやキムチを欲しがる。
辛さで脂っこさを紛らさしているのかどうかは不明だ。
キムチを日本のお新香のようなものと説明しているものも多いが、
私は全然違うと思う。
少なくても日本人にとっての日本のお新香よりも
キムチが韓国人にとって超越した存在である事は確かなようだ。

2006年5月15日月曜日

駐車場

韓国では駐車場がなくても車を買える。
恐らく駐車場よりも車のほうが遥かに多いと思う。
だから夜ともなると道路脇には路上駐車がすごい。

駐車の仕方もこれまたすごい。テクニックにも圧巻だ。
車間3センチくらいでガンガン縦列駐車をしている。
出すとき大変だろうな・・・なんて考えているのは
日本人くらいだ。
前後ろと少しずつぶつかりながら出せばいい。

そもそも車をあそこまで大切に乗るのは日本人くらいじゃないか?
ヨーロッパでもアメリカでも車は乗り物という考え方で
奇麗に乗るという感覚はない。

最近では韓国でも他の車にぶつけないように
発泡スチロールの防御剤をつけている車を多々見るが、
自分が注意してても他人が同じ考えじゃないと
意味ないだろうな・・・

2006年5月14日日曜日

どこでも携帯電話

韓国人は電話が大好きだ。
そして彼らに殆どマナーモードにするという感覚は
存在していないようだ。

地下鉄の中でもみんな電話をしている。
しかも声がでかい。
初めは周りの人に迷惑だろ!って思ったが、
周りのみんなも電話をしているから
そもそも私のように思う人がいない。

考えてみれば日本くらいか?
他人の事を気にしながら携帯を使うのは・・・
恐らく日本人は他人の迷惑を考えると同時に
自分の話を他人に聞かれるのを嫌がるんだろうな。

でも、韓国でちょっと心配な事がある。
心臓にペースメーカーをつけている人がいたら
どうするんだろうな・・・

2006年5月13日土曜日

仲良しさん

韓国では同性同士が手を繋いだり腕を組んでいるのを
よく見かける。
大の大人もやっているし、たまに男性同士も見る。

これは、あなたと私は仲良しよ、という意味らしい。

韓国人の友達が初めて私に腕を組んできた時はびっくりした。
おいおい、大人なんだから腕組まなくても歩けるだろ・・・

韓国に来た日本人は腕を組みながら歩いてると
韓国人気分を味わえる事間違いなしだ。
つか、冬はいいが夏は暑いだろうな・・・

2006年5月12日金曜日

野球帽

韓国ではキャップ(野球帽)をかぶった女性を多々見る。
ファッションらしいが、
その服装にキャップは変だろ!という人も多い。
なぜそんなにキャップ人口が多いのかは不明だ。

韓国人の友達にこの話をしたところ、
「そんなに多いかな・・・?」という返事が来た。
キャップ人口が多い事に気づいていないらしい・・・
他の人にも同じ話をしたところ、
「ノーメークが隠れるからだよ」との答え。
この答えには少し納得。韓国はノーメークの人が多い。

しかし、日本ではありえない。
日本人がノーメーク隠しの為にキャップをかぶるなら
洋服自体とのコーディネートを考えるだろう。
そもそも日本の若者はノーメークで街中へは行かない。

日本でもキャップをかぶった黒ストレート髪型の女性を見たら
確実に韓国人と思って良いだろう。

2006年5月11日木曜日

韓国のタクシー

韓国のタクシーは日本と全然違う。

まずタクシーには2種類ある。
一般タクシーと模範タクシー。

まず、韓国のタクシーに共通して言える事だが、
料金は日本と同じ時間料金と走行料金。
深夜料金開始は24時過ぎ。
また、タクシーが客を乗せて良い区域は
自分のタクシーを登録した区域と決まっているので、
ソウルナンバーの車はプサンで客を乗せることはできない。
ドアが自動で開かない。
タバコを吸えない。
運転中に運転手が私用の電話をする。
一人の時に客は後ろに乗っても前に乗っても良い。
近距離のお客を乗せないことがある。

初めはサービスが悪いと思った。
私は客なのに、自分でドアを開けるんか?
客がいるのに私用電話か?
タバコを吸いたいからタクシーに乗るんじゃ!
などなど。

しかし、これに慣れてしまえば考え方も変ってくる。
そもそもタクシーは目的地まで早く安く連れて行ってくれればいい。
だからドアの件も電話の件も別にどうだっていいと思ってきた。
さらにタバコの件だが、韓国では禁煙化がどんどん進んでいるので、
タクシーと言わずレストランでも禁煙店が多い。
そうなると、タクシーに関しても仕方ないかなと思う。
近距離の客の乗車拒否は日本だってたまに存在する。
近いからと、あからさまに乗車拒否をする韓国タクシーか
ここはタクシー乗り場じゃないから乗せられないと
言い訳をして乗車拒否する日本タクシーの違いだけだ。

ちなみに韓国の2種類のタクシーの違いだが
一般タクシーは基本料金が1900ウォン。
メーターの上がり方が少々遅い。
乗車する時は勝手に乗れ状態。
長距離を乗ると長距離料金を取られる。
(日本で例えるなら東京のナンバーのタクシーが
 神奈川まで客を乗せて行くと 東京まで戻らないと
 次の客を乗せられないので復路料金のようなものだ。)

模範タクシーは基本料金が4500ウォン。
メーターの上がり方が少々早い。
長距離料金がない。
(恐らく基本料金に含まれているのだろう)
乗車する時は運転手がドアを開けてくれる。
模範タクシーは絶対に黒色だ。

日本人は模範タクシーに乗る方がいい。
文化の違いからくる嫌な気分を味合わなくてすむ。

ところで日本でも韓国でもタクシー運転手は
話し好きが多いようだ。
また一見不親切な韓国タクシーというイメージだが
実際にはとても親切だ。
あくまで韓国式の親切という表現だが。

2006年5月10日水曜日

凶器のバック

韓国では道で人の手荷物にぶつかる。
日本でも、渋谷や新宿など人通りの多い場所では
そうだと思う。
しかし、韓国と日本では、ぶつかった後の対処法が違うのだ。

女性が肩にバックを掛けていた場合、
お前わざとぶつかったろ!と思えるほど勢いよくバックがぶつかる。
そして絶対に謝らない。

初めはびっくりした。
だって、かなり痛いもん・・・
しかし、私にぶつかってきた人で謝った人が一人もいない事を考えると
こんなこと日常茶飯事だから謝るレベルに達しないということだろう。

バックが他人に当たらないように気をつけている人はいないのか?
今のところは痛い思いをしたくないなら、
ぶつけられないよう自分が注意するしかないようだ。

2006年5月9日火曜日

待てない韓国人

韓国人は待てない人種だ。
私だけでなく韓国人の友達がいる人や
韓国人と国際結婚をした人は、皆このようなことを言う。

全ての韓国人が待てない人種ではないが、
日本人より、はるかに多い。

私が彼氏と付き合い始めた頃は、その事を知らなかった。
デートの待ち合わせに遅れても、
「大丈夫だよ~」と言ってくれていた。
しかし、数ヶ月が過ぎた頃、遅刻をした私に
「僕は待てない韓国人だけど日本人と付き合って、
 前より待てるようになった。だって10分も待てたんだから。」

韓国にいる頃は何分まで待てたんだ?5分か?いや1分か?
考えるだけで恐ろしい。

ちなみに、知り合いの韓国人女性が
日本のレストランで並んで2分で
「ここで待つからとりあえずビールだけ先に持ってきて!」と
店員に交渉しているのを見た時にびっくりしたが、
彼女の性格の問題ではなく、韓国人が待てない人種だったのだ。

この待てない性質はいたるところで見られる。
レストランに行っても並ぶ事ができないし、遊園地に行っても待てない。
待つくらいなら止めるという考えだ。
そもそも、韓国のレストランには日本のように待つ場所が存在しない。
なので、どんなに極寒でも外で待つしかないのだ。
客が待たないから待つスペースを作らない。だからより一層客は待たない。

だが、最近は韓国で行列を見かけるようになった。
待つスペースが存在する店も多々できたようだ。
しかし、基本的に待つことのできない韓国人たち。
韓国で行列を見かけたら、
その店は死ぬほど美味しいか、開店して数日しか経っていないと
考えるほうが無難だろう。

2006年5月8日月曜日

カラオケ

韓国のカラオケ日本と若干システムが違う。

まず、料金は1人いくらではなく、1部屋いくらだ。
よって大人数で行けば行くほど安くなる。
だいたい高級なカラオケで1時間18000ウォンくらい。
日本では1時間の1人分の料金だ。恐ろしく安い。
そして、飲み物にアルコールがない。
未成年の飲酒を防ぐ為に法律で禁止されているようだ。
その他の飲み物はペットボトルか缶である。
食べ物もコンビニで売っているスナック程度だ。

日本人はカラオケを飲む場所であり食べる場所であり
歌う場所と考えているので、このシステムに最初は驚いた。
楽しさが半減してしまう。
未成年の飲酒防止なら住民登録カードで管理ができるだろ・・・
食べ物を出さないのはどうしてだ・・・?
遠くない未来に、カラオケで宴会ができる事を密かに望んでいる。

さてカラオケ室内だが、日本では正面に大きいモニターが1台、
4つ角に小さいモニターが4台設置してある店を見た事があるが
韓国では、正面に大きいモニターが2台あることが多い。
未だに何故正面に2台あるのかが不明。
そのサイズから少々豪華な気分になるくらいの効果だ。

そして残り時間の告知方法だが、
日本は入店のときのレシートを渡されて、
さらに終了10分前に電話が来る。
しかし、韓国では、正面モニターの下に残り時間の
デジタル表示計がある。 時間が終わると音楽が鳴らなくなる。
これは、本当に便利なシステムだ。日本もこれにすればいい。
そのデジタル表示計なのだが、残り時間があと1分しかない時に
かってに11分に増えている事がある。
韓国のカラオケで一番びっくりした事だ。
韓国式のお得意様へのサービスだ。
先日は1時間のカラオケ料金で結局2時間楽しんだ。
おいおい、こんなにサービスして大丈夫なのか?
このサービス、結局のところ何回時間増量を繰り返すかは
その時のお店の暇状況や店員の判断だ。

韓国のカラオケは食べ物もアルコールもないが、
思ってた以上にひたすら歌う事ができる。

2006年5月7日日曜日

ウリという共同体

韓国語には「ウリ」という言葉がある。
直訳すると「私たち」という意味だが、
使い方が日本語と少々異なる。

例えば、以下のように表現する。
自分の国を   ウリ ナラ(私たちの国)
自分の会社を ウリ フェサ(私たちの会社)
自分の家を   ウリ チブ(私たちの家)
自分の彼女を ウリ ヨジャチング(私たちの彼女)
自分の息子を ウリ アドゥル(私たちの息子)

相手が二人称の中に属していなくても、この表現を使う。
日本人の私が子供がいる韓国人の友達に「息子は何歳?」と聞くと、
「ウリ アドゥルは5歳よ」と答える。

このウリという表現は、自分ひとりだけのことではなく、
共有している、共同体であるという感覚も含んでいるようだ。
国も会社も家も、自分1人が存在しているものではなく、
自分だけのものではなく、他人と共有しているものである。
子供も自分だけのものではなく旦那のものでもある。
彼女だってカップルであることはつまり相手がいることである。

ウリという言葉を上手に利用するとマーケティングが成功すると
新聞で読んだことがあるくらい、いたるところでウリ表現が使われている。
ウリ銀行、ウリ党、ウリ牛乳・・・

韓国に住んでいる外国人がテレビに出ていた時に、
韓国ので思った不思議な事を話していた。
韓国人は何でもウリを付けて話す。
 何でも自分の物にしたいのか!って。
同じ外国人である私には、とてもよく気持ちが分かる。

個人主義、客観主義の日本人から見ると、韓国人的発想は、
「君のものは僕のもの、僕のものは君のもの」に感じる時がある。
しかし、韓国人から見ると、「共同体や助け合い」の意味から
ウリを使用しているようだ。

しかし、ここに来て問題がある。
いつから、その共同体である「ウリ」のメンバーになれるのか?
特にウリ ナラ(私たちの国)の使用は難しい。
日本人が日本について話す時には
「日本ってさ~」という。
しかし、韓国人が韓国について話す時には
「ウリ ナラってさ~」という。
恐らく何年住んでも韓国国籍を取得していても、
私に韓国人の血が入っていない限り、
私が「ウリ ナラ」と言っても、それが韓国を指しているとは
誰も認めてくれないんだろうな。
共同体の考え方は身内に優しく他人に厳しいものなのかもしれない。

2006年5月6日土曜日

キムチへのこだわり

彼氏のママに手作りキムチを大量にもらったので、
豚キムチを作った。
しかし、それを見た彼氏が
「これ、どのキムチ使ったの?」と聞いてきた。

え?つか、別に何でもよくないのか?

日本人にはキムチはキムチでしかない。
しかし、韓国人にとってはそうではないようだ。

キムチを作ったばっかりの時には、そのまま食べる。
少し時間が経って酸っぱくなったら炒め物に使う。
さらにもっと酸っぱくなったらキムチ鍋にする。
ちゃんとルールが存在するらしい。

キムチと言う食材が日本に入ってきて、かなりの年月が経つが、
どの料理の本を見ても、どんな状態になっているキムチを使うなどと
但書はされていない。

キムチが大好きな人は、色々な韓国料理を食べ比べて
キムチの味の違いを発見するのも楽しいかもしれない。

2006年5月5日金曜日

インスタントコーヒー

日本でインスタントコーヒーというと、
ビンに入っている粉状のものを思い浮かべる。
粉末も砂糖もミルクも自分の好きなように調節して飲む。
これが日本式のインスタントコーヒーだ。

しかし、ここ韓国ではちょっと違う。
コーヒーミックスといわれるコーヒー粉末と砂糖と粉ミルクが
既に全部入っているスティック状のパッケージが主流だ。
日本でいう子供用の粉末ジュースと考えると簡単に想像できるだろう。

スーパーに行くと、このコーヒーミックスが大量においてある。
その種類ときたら半端ではない。
私は殆どの種類を飲んだ。思うより美味しい。
甘い飲み物が好きな人だったら、結構美味しく飲めるだろう。
もし、手軽にブラックコーヒーを飲みたいなら、
日本製のビン入りの粉末コーヒーを買わなくてはいけない。

そもそもブラックでコーヒーを飲むと言う考え方がないんだろうな。
最近は、コーヒーミックスでもブラックが登場したが
しっかり砂糖は入っていた。
ブラックじゃねーじゃん・・・

韓国人の友達にこの話をしたところ、
「自分で調節するのがめんどくさい。
 最初から全部入ってれば簡単でしょ。」と言われてしまった。

さらに他の友達にも同じ話をしたところ、
「韓国にコーヒー文化が入ってきたのは最近のこと。
 年齢層が高い人はコーヒーミックス=コーヒーだよ」とのこと。

独自性が面倒臭いに勝つ日本人。
面倒臭いが独自性に勝つ韓国人。
もしかすると、こんなところにも国民性がでてるのかもしれないな。

2006年5月4日木曜日

貧乏ではないらしい。

ファーストフード店でもレストランでも、
ジュースにストローが何本も入っている光景を目にする。
日本で言うラブラブ飲みだ。
しかし、韓国ではカップルだけではなく女性同士や男性同士
さらには家族ずれも、これを行う。

韓国ではソフトドリンクがお代わりが自由なところが多いので、
一緒に飲んでいるらしい。
あと、私たちは仲良しね、という意味もあるらしい。
ちなみに店員は絶対に怒らない。
これは、みんなが行普う通の事であって特に悪いことでもないからだ。

ある、レストランでは
子供が2人の親2人の家族がジュースを2個オーダーしていた。
子供用か?と思いきや、運ばれてきた2種類のジュースに
ストローが4本ずつ入っていた。

韓国の「コミュニティーの文化」や「共有の文化」を理解しているが、
やはり日本人の私には「1人1個」ではないことに抵抗がある。
特に学生がこれをやるならまだしも、大の大人もラブラブ飲みをする。
おいおい、金ねーのかよ?つか恥ずかしくないのかよ!と思ってしまう。

韓国人の友達に何で一緒に飲むのかをたずねたところ、
「何で一緒に飲んじゃいけないの?」との返事が返ってきた。
そもそも我々日本人と根本の考え方が違うのだ。

いつになったら、この光景が「ラブラブ飲み」に変るのか?
私の目には現在「一杯のかけそば飲み」にしか見えない・・・

2006年5月3日水曜日

ウィンカー

韓国では車線変更をする時にウィンカーを出す
車が少ない。

韓国人の友達にこの話をしたところ、
「ウィンカーを出したら、車線変更できないわよ。
 だって、自分の前に車を入れたくないんだもん。」

確かに車線変更自体も空きあらば行われている。
この隙間で入り込むんかよ!」なんてこともしばしばだ。
さらに交差点の真ん中だって車線変更をする。

韓国人は何でも急いでやる人種。
さらには待つことのできない人種である。

車の運転もちゃんと国民性が反映されている。

しかし、一般道路でも100キロ近く出しているのに、
ウィンカーまで出さないでよくも事故が起きないものだ。

韓国での運転は本当に注意が必要だ。

2006年5月2日火曜日

お得か?

韓国のスーパーでは不思議な売り方をしている。
おまけが大量に付いてくるのだ。
例えばこんぶが大好きな飲むヨーグルト。
4個入りパックにセロハテープでさらに4個縛り付けてある。
と言うことは1個の値段で2個分手に入る。
米を買えば、サラダオイルがおまけになっている時もある。
大家族には嬉しいシステムだが一人暮らしにはちと迷惑だ。
いや、いらないから・・・何てこともしばしばだ。

さてさて、先日本屋に行ったのだが、ここでもおまけを発見。
book
何故だが本に、こま油や洗剤、さらにはスパムまで付いている。
韓国のおまけ戦争。どこまで激化するのかは不明である。

2006年5月1日月曜日

Uターン

韓国では大きな交差点で左折ができないものが多々ある。
たぶん、片側5車線で左折をすると、時間がかかるからだろうな。

でも、左に曲がれないじゃん!なんて事はない。
交差点の手前にUターンOK表示がある。
uturn1
そこで、Uターンをして、一個手前の交差点に戻り右折をする。
そうすれば結果的に左折完了となる。

しかし韓国で運転するときには十分に注意が必要。
自分がUターンしている時にも反対車線から車が直進してくるし、
前にも言ったが、赤信号でも右折が可能な韓国。
交差点は色々な方向に車が動いている。
uturn2
こんな危ない韓国で1年車を運転できれば、
日本では居眠りしてても運転ができるようになるだろう。